《Event Report》テーマは“繋ぐ” 神戸・兵庫のプロフェッショナルとのコラボイベントvol.3を開催しました
- #Event
兵庫の宝・但馬牛を未来へ繋ぐ体験イベント
“豊かな資源を次世代につなげる”ことを目指して、
地元生産者と消費者を 歴史ある神戸の迎賓館でつなぐプロジェクト。
その第三回イベントの様子をご覧ください。
今回のテーマは【神戸ビーフの過去・現在・未来】
イベントは、但馬牛・神戸ビーフ・淡路ビーフにまつわる映像を見ながらスタート
今回のゲストは、淡路ビーフ「とうげ」代表の原田 純嗣氏
神戸ビーフの約7割を生産する“世界に通じる肉の聖地・淡路島”で、肉をとことん学んでもらおうと肉屋塾も開いた情熱家です。
大切に育てられた命をいただいていることも印象的でした
お話のあとは、神戸ビーフをどのように解体していくかを皆様に披露いただきました。
丁寧に扱いながらも、手際よく進んでいく肉の解体
それを間近で目にする希少な体験です。
参加者からの質問にも答えながら、分かりやすく原田氏が解説していきます。
惚れ惚れする美しさの神戸ビーフ! サーロインとリブロ―スが並んでいます。
この日用意された淡路ビーフの証明書や牛の登記書たち
そのお肉たちを使って、THE SORAKUENシェフ木村が今日のためのスペシャルコースを作成していきます。
こうして、生産者、そして肉のプロを経て、料理人へと大切な食材が引き継がれていくことが実感できます。
淡路島で発掘された縄文土器の中に入っていたという食材で、時を繋ぐ“太古のスープ”を再現
(淡路ビーフの牛タン・鯛・ホタテ・わらび・よもぎ・たんぽぽ・どくだみ・くるみ)
上質な淡路ビーフに合わせて、ソムリエがセレクトしたワインたち
柵どりした淡路ビーフのサーロイン。美しい肉たちが昆布だしに浸かっている、業界人も驚きの光景。
低温でじっくりと旨みを蓄えていきます。
米と肉の旨み「お米の暖簾」
参加者の素朴な疑問に一つひとつ親身に答えていく、とうげ・原田氏
淡路・岩屋の穴子と経産牛の組み合わせ「淡路島 山と海」
淡路ビーフを独創的にあつかう料理たちに参加者の会話も弾みます。
「淡路ビーフ」と「神戸ビーフ」を食べ比べできるという、贅沢メニューの体験も
デザートのアイスクリームに使われていたのは、なんと牛脂!
牛脂をデザートに使うアイデアに、とうげ・原田氏もビックリ!
今回メニューのこだわりを話す木村シェフ
実は、最近亡くなられた生産者の方に想いを馳せた一品があったエピソードも公開
デザートを屋外のヤグラテラスで楽しまれるお客様も
6,000坪の日本庭園「相楽園」を見渡しながら、寛ぎの時間に
生産者が育んだ豊かな食材を、肉と料理のプロを通じて消費者に繋いでいく本イベント
人を繋げて、想いを未来へと紡いでいきます
イベントを終え、ソムリエ塚元も加えての3ショット。
コロナ禍の開催延期を乗り越えて、成し遂げたコラボレーションでした。
次は、舞台を淡路島に移しての開催という話も!?
繋がりがどんどん深まり、広がっているようです。