《Event Report》御食国・淡路島食材のイベントをTHE SORAKUEN & OCEAN PLACEで開催
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11月下旬、紅葉に染まる相楽園を借景に一日限定のランチイベントを行いました。
古くから「御食国(みけつくに)」と称される伝統ある淡路島食材を使って、THE SORAKUENとOCEAN PLACEの料理人たちが創り出した革新的なメニュー。
そして、いくつものコラボレーションから生まれた至福の時間。
その様子をご覧ください。
ご来館後、イベント開始までは開放感たっぷりのヤグラテラスにご案内。
紅葉した日本庭園とともに撮影をされる方も多くいました。
イベントがスタート。島の自然豊かな環境や農作、畜産、地域連携など、淡路島が育む食材について、現地の生産・流通関係者から学んでいきます。
希少性が高く“幻の牛肉”ともいわれる「淡路ビーフ」については、淡路ビーフブランド化推進協議会による講演。厳しい審査基準により淡路ビーフは、なんと年間200頭前後しか認定されないそうです。
続いて、JAあわじ島のお二人より淡路島たまねぎの種類など、新鮮な野菜たちについてのお話。
こうした環境で想いを込めて育てられた食材たちを使い、シェフたちが料理を作っていきます。
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そして、いよいよ特別ランチコースがスタート。
一品目は「淡路ビーフ八寸」。
全てに淡路ビーフを使った料理が8種類も一皿に並んでいます。
サーロインの炭焼きやタルタルなどもあれば、柿の葉包みやキウイヨーグルトをイメージしたホエーなど斬新なメニューも。
「淡路ビーフ八寸」を考案した木村シェフ。
コックコートではなく、淡路ビーフのロゴ入りウェアを制服のように着て登場。
コース料理は、THE SORAKUENシェフ木村とOCEAN PLACEシェフ加藤が2品ずつ考案。
淡路島のさまざまな食材を自由な発想で使った、この日だけのメニューです。
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お飲み物は、両店舗のソムリエがワインや日本酒をコーディネート。
料理一品ずつにペアリングし、ノンアルコールの方にもそれぞれご用意しました。
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「淡路島産 猪のラグーと無花果のトルテッリ」
こちらには、淡路牛乳や淡路島ヨーグルトで作ったリコッタチーズも使用。
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美味しい料理にワインも進みます。
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淡路島の旨味がたっぷり!脂の乗った秋鱧を玉ねぎのコンソメで
パスタと魚料理はOCEAN PLACE加藤シェフが考案。
オープンキッチンのライブ感ある仕上げに注目が集まります。
魚料理に合わせたのは、淡路島・千年一酒造の日本酒「穂 -Minori-」
酒ディプロマのOCEAN PLACE 齊藤によるセレクト。
メインは、淡路ビーフのバラ肉やほほ肉など さまざまな部位を使ったカスレ仕立て。
フランスの伝統的な郷土料理に淡路島食材を使うユニークさ。
こちらが、この日提供したワインと日本酒たち。淡路島ワイナリーからもセレクトしています。
デザートは、両店舗のパティシエがそれぞれ担当。
淡路の藻塩を使ったプリン。
淡路牛乳を使い、平岡農園のレモン果汁や淡路藻塩を使ったさわやかな一品。
OCEAN PLACEパティシエ岸上は、淡路島西岸の海が見える段々畑・名手農園のみかんを使ったデザートを用意。
「KIMONO」名手農園 温州みかんのティラミス。
何層も纏った和製ティラミスと、もみじやイチョウなど風情ある景色を描いた一皿。
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締めくくりのお茶菓子として「淡路玉ねぎのフィナンシェ」をパティシエから提供。
名手農園の玉ねぎを使用。食感を残したものと、じっくり飴色に炒めた2種類をのせて焼き上げ、食感や味わい、香りの変化を楽しめる淡路島のフィナンシェ。
お食事が済んでイベントも結びに…と思ったところで抽選会がスタート!
淡路島の、しかも豪華な食材たちが当たる大抽選会でした。
淡路ビーフは、淡路島「とうげ」の原田社長による抽選
JAあわじ島さんからの野菜や果物は、新鮮な淡路島産が段ボールにぎっしり!
“帰ってからも楽しんでいただこう!”と考えて行った抽選会に大盛り上がり。
さらに参加者全員に、淡路島産の大きな玉ねぎをお土産に持ち帰っていただきました。
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淡路島食材を普段から取り扱うTHE SORAKUENとOCEAN PLACEが「その素晴らしさをもっと体験していいただこう!」と現地の関係者とともに行った今回のコラボイベント。
開催に向けては、シェフやパティシエ、ソムリエが実際に淡路島の生産者を訪れて、現地の魅力を肌で感じた上でのぞみました。
「御食国」として伝統ある地元食材の魅力を、料理人たちの技とアイデアを通じて知っていただき、地産地消や地域の活性化に繋げていく取り組み。
イベント後も、相楽園パーラーで「淡路島フェア」を行い気軽に体験してもらうなど、引き続き行ってまいります。