【花嫁の手紙】抑えたいポイントのご紹介!
2022.9.16
結婚式の結びと言えば、親御様やご家族様に向けてよむ「花嫁の手紙」ではないでしょうか?ただ、いざお手紙を書くとなると、何を書けば良いかわからない方も多いかと思います。そこで本日は、花嫁のお手紙の書き方や書くに当たってのポイントをご紹介させていただきます!
◇お手紙を書くタイミングについて
お気持ちの高まる前日に書きたいと思う新婦様もいらっしゃるかと思いますが、前日はおススメしておりません!!きっとこれまでの親御様やご家族様との思い出やを振り返られることかと思います。
それも、思い出を思い返すたびに感謝の気持ちが溢れ、涙してしまう可能性が非常に高いからです、、、!そうすると、翌日の本番になっても目が赤くなってしまったり、腫れてしまったりする可能性がございます。。。
また、上手にまとめられずなかなか前日の夜に眠れなかったりするのも避けたいところですよね。せっかくの晴れの日を、1番良いコンディションで迎えるためには、結婚式の1週間前に書いておくことがおススメでございます*。
◇書き方のポイント
長すぎは禁物×だいたい2~3分程度でまとめてみましょう♪便箋3枚程度がベストの長さだと思います!便箋のデザインも規定はありませんので、お好きなデザインのものをお買い求めくださいね^^
また、お手紙を読む際のBGMもとっても重要になってきます。しんみりしたくない新婦様は少し明るめの曲調にされたり、親御様に向けて読むお手紙のため、親御様が好きなアーティストや曲を選んでおくのも素敵です*。あまりアップテンポな曲はおススメではありませんが、あくまでもお2人のご希望でお選びくださいね^^
◇お手紙の文章構成について
1.はじめのあいさつ
2.エピソード
3.未来への決意
4.結びの言葉
の4部つの構成でお考えいただくと、書き出しやすいと思います♪
〇はじめのあいさつ 例
簡単に手紙を書こうと思った理由や、この後の文章につながるエピソードを書いてみましょう。
【例】
本日はご多用のところ、私たちの結婚式にご列席いただきまして誠にありがとうございました。私事ではありますが、この場をお借りして両親へ手紙を読ませていただきたいと思います。
〇エピソード
お手紙の中での主軸となる部分です!具体的な出来事や、その時に思ったことや感じたことを踏まえて書くと、その時の情景が浮かびやすくゲストにも伝わりやすくなります。
【例】
お父さん。昔から仕事人なお父さん。忙しい中でも家族との時間をしっかり確保してくれて、休みの日には必ずどこかへ連れて行ってくれる家族想いのお父さんでしたね。夏に家族で毎年行く海とキャンプが毎年の楽しみでした。社会人になって、休みの日に家族のために時間を使ってくれていたことの有難みをとても感じるようになりました。仕事で疲れているはずなのに、いつも明るく家族のために時間を作ってくれて一緒に過ごしてくれてありがとう。これからは、仕事はほどほどに、自分のために時間を使って、お母さんとの第二の人生を思いっきり楽しんでね。
お母さん。お母さんはいつでも私の1番の理解者でした。何でも言える親友のような存在で、性格が似ているから喧嘩も沢山したけど、それでもいつも私の1番の味方でいてくれて本当にありがとう。家族のムードメーカーなお母さんが家にいるだけで家族みんなが明るく、楽しく過ごすことができました。進路のことや友達関係で悩むことがあったけど、いつも前向きなお母さんと話しているだけで、どうでもよくなってしまうくらい、私の心の支えでした。見放さずそばでいつも見守ってくれて、本当にありがとう。
〇未来への決意
これから新郎新婦でどのように歩んでいくのか、決意を伝えましょう。
【例】
私はお父さんお母さんから沢山の愛情をもらったおかげで、多くの方と出会い支えられ、今日この日を迎えることができました。二人を見習いこれからは(新郎)さんと一緒に、温かく明るい家庭を築いていきます。これからも見守っていてください。
〇結びの挨拶
これからお世話になるお相手のご家族やゲストに向けた言葉があると、より感動に包まれる形となります。お手紙を聞いてくださる皆様へ改めて感謝のお気持ちを伝えてみましょう。
【例】
(新郎)さんのお父さん、お母さん。初めてお会いした時から、温かく迎えてくださって本当にありがとうございます。今日から(○○)家の一員になれることを本当に嬉しく思います。何かと至らない点も多い私ではございますが、これからよろしくお願いいたします。
いかがでしたか?花嫁の手紙は、ゲストにとっても心温まる演出の一つです。ご自身の言葉で、伝えたいことをしっかりお伝えいただければと思います。ありのままのお気持ちを一度書き起こしてみて、そこから抜粋して文章を考えていくと作りやすくなりますよ♪少しでも参考となればうれしいです♡
神戸元町・三宮結婚式場
THE SORAKUEN(相楽園)
ウェディングプランナー
原田 三貴